令和8年度(2026年度)福島県高校入試の傾向分析
この記事を書いた人:添田
こんにちは。添田です。
先日の3月4日(水)に福島県立高校入試の本番を迎えました。
受験生のみなさん本当にお疲れ様でした。
志望校合格という目標に向かって努力したその経験はみなさんの人生に必ず活かされるはずです。

今回は今年の入試問題の傾向について分析します。
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令和8年度(2026年度)福島県高校入試の傾向分析
全体的な特徴として、今年は「理科」と「英語」,「国語」で苦戦した生徒が多い印象でした。
一方で「数学」と「社会」は比較的解きやすく、科目ごとの難易度の差がはっきり出た年となりました。

国語
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傾向: 一見簡単そうに見える記述問題で想定以上に時間を奪われる構成でした。
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分析: 読解問題の文章量や難易度自体は標準的ですが、記述の問題に時間を多くとられてしまった生徒が多かったようです。
- 課題作文のテーマの難易度が高かったこともあり,最後まで問題を解き切ることができなかったというような意見も聞かれました。
数学
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傾向: 昨年に引き続き、全体的に解きやすい問題が並びました。連立方程式の利用などの文章題も標準的なレベルです。
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分析: 小問集合や計算問題でいかにミスなく確実に得点できるかが勝負です。「関数の応用」や「空間図形」の最終問題は例年通り難易度が高く設定されていますが,数年前までのような手をつけられないほどの難しさではなくなっています。トップ校を目指すには最終問題を「捨てる」という戦略は通用しなくなってきています。
英語
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傾向: 大問構成は例年通りですが、問題自体は難化傾向にあります。
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分析: 今年の長文や対話文は,中学生にはやや馴染みの薄い難解なテーマが出題され、語彙力や読解力でつまずく生徒が多かったようです。また、指定語数での英作文が2問出題されるなど、「英語で表現する力」がより強く求められています。また,選択問題の設問数も多くなっていて全体での単語量が多くなっており,「速く」「正確に」読解する力が求められます。

理科
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傾向: 今年で一番「難化」した科目でした。 単なる一問一答の暗記では全く太刀打ちできない、今年最も受験生を悩ませた科目です。
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分析: 初めて見るような実験や観察のデータから結果を正確に読み取り、別視点から考察させる問題が多く出題されました。また、計算問題の難易度も高く、ここで大きな点差が開いています。「なぜそのような計算をするのか」について深く理解が求められました。
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社会
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傾向: 5教科の中で最も解きやすく、平均点も高めになると予想されます。
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分析: 地理・歴史・公民からバランスよく出題され、奇をてらった難問は少なかったです。教科書レベルの基礎的な用語や流れをしっかり定着させていた生徒は、安定して高得点を狙える内容でした。
来年の高校入試に向けた対策
最近の高校入試の問題では教科書の知識をどれだけ正確に覚えられるかではなく,未知の問題にどのように対応するかというような「思考力・判断力・表現力」が問われるような問題に変化してきています。
大学入試共通テストでも同様に見られる傾向です。
このような未知の問題に対応できる力を身につけるためには,普段の学習から「なぜそうなるのか」を深く考えることが必要です。
また,短期目標・中期目標・長期目標を立てて,計画的かつ戦略的に学習を進めていくことが大切です。
現中学2年生・1年生はまず,次回の3/29(日)の新教研もぎテストで各教科ごとに目標点を設定し,それを達成できるように計画的に準備を進めていきましょう。