【理科】こまごめピペットの「こまごめ」って何?
この記事を書いた人:添田
こんにちは。添田です。
最近急に暑くなってきました。
テストや部活の大会などで忙しい時期ですが,体調管理には気をつけていきましょう。
今回の期末テストでは中3・中2の理科では「化学」が範囲となっています。
突然ですが問題です。以下の実験器具の名前はなんでしょう。
この液体を吸い上げるのに使用する実験器具は「こまごめピペット」といいます。
しっかりと覚えていた人はさすがです!
教科書などでみなさん一度は聞いたことのある名前だと思いますが,
こまごめピペットの「こまごめ」って何?と疑問に思った人も多いのではないでしょうか。
「こまごめ」は漢字では「駒込」と書き,日本の地名が由来となっています。
こちらはJR山手線の路線図です。
上の方に「駒込」という駅があるのが見つけられるでしょうか。
山手線の中でも屈指の存在感の薄い駅ですね!
「こまごめピペット」はここにある東京都立駒込病院の二木謙三医師が考案したことが由来でその名前が付けられたそうです。
ゴム球が付けられたことによって安全に液体を吸い上げられるようになりました。
では,こまごめピペットが発明される前はどのようにしていたのかというと
なんとピペットをストローのようにして口で吸い上げていたようです。
誤って口に入ってしまったらと思うと恐ろしいですね。
「こまごめピペット」は日本人による大発明でした!